私は今でこそ関東エリアにはいませんが、20代前半から30代にかけて東京で働いていました。
もちろん、アパレル販売員として。
当初は某セレクトショップでアパレル販売員として私の歴はスタートした訳ですが、今思えば恐ろしいほどの安月給で働いていました。
田舎の物価が安い地域なら良いかもですが、これが東京になると話は別です。生きて行くだけで精一杯の全く東京を楽しむことができずに最終的に詰みます。
当時は雇用形態も正社員ではなく契約社員。派遣社員で雇われた方がよほど高給です。
当時は契約社員から正社員を目指して頑張ろうという道筋しか知らず、他の道を探そうともしていなかったので、お子ちゃまでしたね。(しかも正社員になれずに退職しました)
今は某ラグジュアリーブランドで、それなりに「良い」給料で結婚もして子供もいる訳ですが、当時は自分1人を養うことでさえ困難極まりなかったのです。
今だからこそ言えることも多いのですが、結論として、アパレル販売員として頑張って行くなら「キャリアアップ」は必須項目です。
特に「東京」という物価が高い街で「不自由なく」暮らしていくのにはキャリアの構築は絶対的に必要不可欠なのです。
私はというと6年間もの間、何も考えずに過ごしたおかげで20代後半になるまで貧乏で本当に辛かったです。
何も考えずに流されていると、いつまでも極貧生活を送る羽目になり、結婚もできず自分1人の生活でヒーヒー言わなければならなくなります。
当然ですが、そうはなりたくないですよね。私は2度とあの生活に戻りたくありません。笑
そこでなぜ、特に東京でアパレル販売員をするにあたって、なぜキャリアアップが必須なのか、について書かせていただきます。
Contents
東京住みのアパレル販売員が、キャリアアップ必須な理由
理由はただ一つ。「お金」です。
冒頭でも書きましたが、東京は物価が高く、住む地域によっては家賃もエグいです。(この部屋でそんなに取るか???ってレベルです)
- お金がないから行きたい飲み会にも行けない
- お金がないから欲しい服も買えない
- お金がないから恋人にもいつも割り勘
- お金がないから将来が不安になる

リカルド
お金がないことで制限されることが多過ぎて辛いんだ。
お金がないことにより、食事も大したものが食べられないし、たまにの飲みの場でも常に「お金」を意識してしまいます。
絶対に参加したかった飲み会もお金がないことにより断る場面も増えてきますし、絶対に参加したかった飲み会を断ることでストレスも半端なく溜まります。
アパレル販売員として働いていると、新作がシーズンごとに入荷してきます。そうなると、欲しくなるのが人間の性です。
でも、お金がないので我慢を強いられることが増えます。
恋人がいて、デートに行っても基本「割り勘」。本当はどんなにご馳走したくてもお金がないから割り勘にせざるを得ないのです。
そして最後に、お金がないことにより将来に対する不安が募るのです。
給料をあげるしかありません。すなわち「キャリアアップ」するしかないのです。
好きなことにお金を使えず毎日の生活でいっぱいいっぱいになった私の話
興味ないかもしれませんが。笑
私は約6年ほど東京でアパレル販売員として何も考えずに過ごしました。その結果、それなりの経験値は積めたのかもしれませんが、自分の将来に対するキャリアプランは皆無でした。
給料も大して増えない。毎日、毎月、毎年、生活が楽になることはなく、ただただ何かを常に我慢する毎日。
今思えば、よく6年も耐えれたな、と思う訳ですが、当時の私はお金がないことに慣れていたんだと思います。
お昼ご飯は家で炊いた白米にコンビニで買ったカップラーメン。夜は百円ローソンで買ったもやしを焼肉のタレで炒める。飽きてきたら、スパゲティにお茶漬けの素を混ぜた簡易パスタを繰り返す日々。
どんなに欲しい物があってもお金がないので諦め、数少ない手持ちから日銭を稼ぐために売って凌ぐ毎日。
彼女ができてもお金がないので贅沢は一切なし。
こんな生活に慣れてしまっていて、周りも同じようなレベルが集まっていたので、何も違和感を感じず「これが普通」になってしまってたのです。
しかし、そんな中、同じアパレル業界なのに私よりも遥かに年収も高く、日々楽しそうにしている人と出会ったことで私の価値観は少しおかしいということに気がつきました。
この時にこの人と出会っていなければ、私は今でも極貧生活をしていたと思います。
某セレクトショップのMDと知り合ったことで私の価値観が崩壊した
飲み会でたまたま紹介された某セレクトショップのMDと出会ったことで、私の価値観は崩壊しました。
彼はMD(マーチャンダイジング)というアパレルの中でも少し特殊な役職を持つ人でしたが、彼もまたアパレル販売員からキャリアをあげていったとのこと。
もともとMDになりたかったらしいのですが、私との決定的な違いはMD(キャリアアップするために)になるために努力を惜しまなかったということ。
私は日々に流され、何も考えずに毎日毎日過ごしていたのですから、ほぼ同年代にも関わらずその差は歴然だったのです。
そこで私は初めてこう思いました。

リカルド
私も給料を上げるためにキャリアアップしたい・・・
ただの販売員からキャリアアップするために手っ取り早く転職を選んだのが私には正解だった
今のブランドに居続けても給料がしれていることは、以前からわかっていました。(当時の店長の月収を知っていたため)
なので、今のブランドのまま頑張って店長になったところで給料は底が見えていることから、居心地は良かったのですが脱出することを決意しました。
この時は毎日何も考えずに過ごしてはいたものの「アパレル販売員」としてはそれなりに経験を積んでいた(6年くらい)ので、転職するだけでそれなりに給料上がるだろ!と安易に考えていたこともあり、ファション業界の転職といえば!ってことで、クリーデンスとファッショーネに登録しました。
私は結果的にクリーデンスで内定をもらいましたが、東京(関東住み)なら強くファッショーネをおすすめします。
このブログでもいくつかアパレル転職の記事を書いていますが、ファッショーネは全国規模ではなく「関東エリア」にのみ特化しているので、東京住みなら利用しない手はないからです。
全国規模のアパレル 転職サイトと違ってエリアを限定しているので、それだけで良質な「非公開求人」を手に入れやすいです。特に東京といえば新しいトレンドやファッションが生み出される街ですからね。
自分も利用したからというのもありますが、東京に住んでいながらファッショーネを使わないのは、愚策です。
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転職活動を開始して3ヶ月ほどで内定をゲット
仕事の合間にコツコツと履歴書や職務経歴書を書き上げ(エージェントがサポートしてくれました)、良い案件があれば面接に行く、というのを行っていたところ、某ショップで採用いただけました。
面接に行ったのは5社ほどだったと思います。
私の目的は「キャリアアップ」だったので、少しハードルをあげての転職活動だったこともあり「決まるかな?」なんて不安になりながらでしたが、なんとかなりました。
この転職で、こんなこと言うと失礼ですがブランドのランクを上げることができ、年収も約70万円ほど増えました。
3ヶ月っていうと早いのか遅いのかわかりませんが、もっと集中的に面接に行ったりを行うことができれば、もっと早く決めることもできたと思います。
キャリアアップ(給料UP)に成功して毎日が楽しくなった
新しい職場にうつって最初は慣れない事だらけで不安もありましたが、それでも毎月の給料日が楽しみで仕方がありませんでした。
これまでは、家賃や生活費を給料から差し引くとほとんど手元に残らない状況だったのが、キャリアアップに成功して、少しばかり「余裕」が生まれたのですから。
この「少しの余裕」が私には大き過ぎて、これまでずっとずっと貧乏生活で心の片隅にあった不安が少し薄くなったのです。
ちょっとくらいなら贅沢できる環境、欲しいものも頑張れば買える状況、さらには飲みに行く頻度を上げることができる、というのは私にとって革命的でした。
これまで我慢我慢我慢、そして我慢の生活でしたからね。笑
結果論でしかありませんが、なんでもっと自分のキャリアについて考えなかったのだろう。強いて言えばなぜもっと自分で給料を上げる努力をしなかったのだろうと、この時に強く思いました。
今回、キャリアアップを目的とした転職をしてみて、貧乏なのは会社でも誰のせいでもなく「自分自身」の問題だったということに気がつけたのは大きく、今後の私のキャリアプランの考え方に大きく貢献しました。
当時の私のように、お金がなくて苦しい、ストレスが半端ないって方は是非ともキャリアアップ転職を視野に入れて欲しい。
アパレル業界は転職してなんぼ(無意味な転職は除外)って言葉の意味が初めてわかりました。
まとめ:東京住みのアパレル販売員はキャリアアップするべき!でないと極貧生活を送ることになる!
これはあくまで私のケースですが、当てはまる方も多いのでは?
東京でBIGになると意気込んで上京したはいいものの、いつまで経っても生活は豊かにならない・・・そんな人も多いと思います。
- 家賃などの固定費で大半を持ってかれる
- どこに行っても値段が高い
- デートも割り勘
- 欲しいものも買えない
- 食事もコンビニばかり
上記以外にもお金がなくてストレスや不満が溜まる原因はいくらでもあります。つまり、お金がないと心に余裕がなくなります。
それなりにアパレル販売員として経験を積んでいて、現状が苦しいのであればキャリアアップ転職をしてみてください。
それに今はどこも販売員不足ですし、企業のホワイト化も進んでいるのでチャンスだと言えます。
なんならアパレル転職サイトのエージェントに話を聞くだけでもいいです。(くどいようですが東京住みならファッショーネのエージェントがおすすめ)
上がる人は100万円以上、年収が上がると思いますよ。
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私はこの時に「キャリア」の重要性に気づくことができて、本当にラッキーだったと思います。

リカルド
この時の私と同じように、忙しい日々に流されているだけの人は、意識を変えて行動に移すだけで年収が上がるかもしれません。