今の会社に中途入社して早いもので2年が経とうとしています。今の会社は次が決まり次第辞める予定なので幾分か気は楽だが腑に落ちない所が多々あります。
その1つがうちの会社にはお昼休憩がないのです。

リカルド
お昼ご飯はお昼に食べるもんだよな?
10時始業の19時が定時になる訳ですが、実質9時間ぶっ通しで働いています。お昼はパソコンの前でカチカチしながらおにぎりをつまむ程度で、お昼ご飯を食べられない事もザラにあるのです。
しかし雇用書には休憩時間1時間含むとしっかり明記してある。そして極めつけは残業代は出ない。
一日仕事するとそれなりに処理がたまるのですが、それをその日中に終わらすと2〜3時間経っています。
月に換算すると残業50時間程です。単純な残業時間は50時間ですが、それに加えてお昼休憩1時間×20日と考えると合計で月/70時間に及ぶわけです。
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お昼休憩がないって、ボランティアではないのですが?
常々思っている事ですが、私はボランティアをしている訳ではないんですよね。あくまで生活費を稼ぐ為に働いているだけなのです。
お昼休憩もない、残業代も出さないにも関わらず失敗した時はこれでもかと詰めてくる会社のやり方にうんざりどころか絶望していますし、うつ病になりそうです。
▼なりました
同じレベルの責任を求めるのであれば、それ相応の対価を用意すべきでしょう。それがない条件で誰が喜んで働くのであろうか・・・労働者を舐めすぎてます。yahoo!くらい社員一人ひとりのことを考えてくれたら最高なんですけどね。
そもそも会社を良くしようなんて本気で思ってるのは、会社設立の初期メンバーか、洗脳され切った社畜くらいでしょうし潤ったお金はみんな上層部が持って行くんですよね。
みんなのモチベーションを上げるにはお金以外、正直ないのです。なぜなら雇われで働いている人の多くは生活のために働いているから。
にも関わらず、認められること自体は嬉しいのですが「おめでう、よくやった」などという言葉だけでは中々モチベーションは上がらないのが現実です。
話を戻しますが、自分の生活費を稼ぐために働いているにも関わらず、労働基準法をガン無視して、お昼休憩すら取ることができない環境っておかしいと思うわけです。その分の給料が加算される訳でもないですしね。
私はボランティアをしにきている訳でなく、真っ当に働きたいだけなんです。
労働者は「駒」ではなく生きた「人間」です
なぜお昼休憩がないのか不思議でなりません。どう考えてもお腹が減ると思うのです。定時上がりが確約されているのであればまだしも、それすらも不可能に等しく毎日残業がセットで付いてくる状況です。
一日中、お昼もまともに取らずに集中力を切らさず効率的な仕事が出来るのでしょうか。そもそも人間の集中力が維持される時間なんてたかが知れています。
そんな中にも関わらず、個人に降りかかる責任が重い職場でお昼休憩は返上して働き、残業も月50時間程、タダ働きしている社員に対してどこまで求めるのでしょうか。
というか、そこまで時間を削ってまで利益を追い求めるなら単純に人員を増やすなりしなさいよ。そんな金がないならもはやその事業は失敗としか言いようがありません。我々労働者は「駒」ではなく生きた「人間」です。
雇用詐欺ではないのか?
今でもたまにネットニュースなどで目にしますが、ハローワークや一般の求人の中にも詐欺まがいの記述をしている会社で溢れています。
そこに記載されている条件とマッチングしたから面接を経て入社している訳でボランティアをしに入社した訳ではないですよね。
入社するまで裏の部分を隠され、入社してみたら「なんだこれ」となるのは当たり前ではないでしょうか。嘘を書いているのですから。
私も面接時に繁忙期には残業は必ずあると聞いており、それは仕方がないと思っていました。ですがいざ入社してみると繁忙期どころか連日当たり前の状況で、定時退社したことなんて1度もありませんでした。
そうなる事がわかっているにも関わらず実態とは真逆の内容で求人をかけるのは詐欺以外の何でもないですよね。
ほんとこういった詐欺まがいの求人でまともな人間をぶっ壊すブラック企業は消えてほしい。国は税金を上げる前に今の労働環境を見直しすべきだと思います。
こんなブラック企業がのさばっているから過労死やうつ病で辛い経験をする人が増えるのです。海外ではあり得ない退職代行サービスまで出てくる始末ですからね。それだけ日本の労働環境は劣悪なのだと証明しているようなものです。
ただ、本当に個人でどうしようもできない人がいることも事実ですので、今の日本にはこういったサービスは必要なのかもしれません。
どんな環境でも人間は慣れてしまうので要注意
つくづく人間ていうのは良く出来ていると感心します。
どんなに理不尽だと感じていてもある程度の期間が経つとその環境に順応してしまうのですから困りものです。
もちろん頭の中では「理不尽」「矛盾している」などと葛藤は繰り広げられていますが、日々社畜生活を送っていると身体が慣れてくるんですよね・・・

リカルド
悪い条件に慣れたら絶対にダメ!
そのまま身体を壊さず、自分の中で腑に落ちたのであれば社畜として頑張っていけばいいのでしょうが、心に嘘をつき続けて働いているとどこかでガタがきます。
つまり「身体」と「心」が何時までも嚙み合わなければ「鬱」という恐怖の病となって降りかかるのです。
人間の順応力にも限界はあります。順応力の幅も人それぞれです。にも関わらず「俺の若い頃は・・・」と訳のわからん武勇伝を語り出す古い考えの人もいます。時代が違うのですから何を言ってるんだって感ですよね。
時代も物価も何もかも生きてきた時代が違うんですよ。
まとめ:ボランティアじゃないので、お昼休憩がない会社はやめることにしました
結局どこの会社に入社した所で理不尽な事は山程ある。その中でどこまでが自分の妥協できるボーダーなのかというのを見極めなければなりません。
そうでないと身体に負荷がかかり取り返しのつかない事態になりかねません。
結婚していたり、子供が居たりすると「ボランティアしたくないから仕事やめる」とは簡単に言えなくなりますよね、家族を養う責任があるのですから。
しかしブラック企業はそこにつけこんでくるからタチが悪いのです。
良い案件と思って転職したものの、いざ入社してみたら条件が全く違っていても我慢して働かないといけないケースがほとんどでしょう。そういった心理を上手くついた就職詐欺している会社は全部潰さなければなりません。
世のガチガチのブラック企業と呼ばれる会社で働いてる人からすると今の僕の環境は甘えと思うかもしれないですが、私の今の状況を甘いと思う時点で洗脳され始めてるかもしれませんよ。
- 休憩時間込みの労働9時間なのに休憩なし
- 残業代は出ないがノー残業で帰るのは不可能
私はこれが普通とはとても思えないし、これ以上付き合う気もありません。つまり辞めます。
新しい職場に移った所で改善される保証もないですが、自分が動かなければ一生今の会社で社畜として生きていく事になります。そんなのは絶対いやだし、生きてる意味が見出せなくなりそうで怖いと思います。
家族のため、子供のためとブラック企業に酷使され続ける理由も見当たらないですし、お昼もゆっくり食べたい。残業も程々くらいが丁度いいです。
洗脳されかけてましたが、むしろこれが普通の姿です。極まってくると休みも返上して働かされますからね、そうなってくるとなんのために生きてるのかわからないですよ、ほんとに。
毎日まともな休憩もとれず会社のためにひたすらタダ働きし、休みすらまともにとれなくなったら危険信号です。自分を守れるのは自分だけですよ!
ってことで私はお昼休憩すらくれないブラック会社から脱出します!