一括りにアパレル業界といっても職種は様々あります。
多くの人がイメージするのは百貨店やセレクトショップなどで見かける販売員ではないでしょうか?
しかし、実はアパレル業界といっても様々な職種があり、業種によって給与基準も全然違います。
- 販売員
- MD
- VMD
- PR
- デザイナー
- パタンナー
- バイヤー
- 在庫管理 etc…
給与形態も当然ですが、同じ会社だからと職種が違えば一律ではありませんし、稼いでいる人はめちゃめちゃ稼いでますし、稼げてない人は全然稼げてないのが現状です。
私の友人でも、結婚してお子さんもいるのに年収が300万円台で頑張っている人もいます。
それで幸せなのであれば良いのですが、やはりお金がないことによる不満やストレスは多いようです。
彼は販売員なのですが、私が見ていて感じたことは転職を甘く考えてるってこと。

リカルド
なんとなく転職していても給料は上がらないのです。
彼の転職スタイルは数年働いては少し給料が良いところに移るってスタイルです。
給与自体は上がってるのですが、肝心なところが抜け落ちているんです。
彼の場合はキャリアアップです。
ブランドや会社だけ変えて平社員から平社員に移ったところでその後の展望なんてはっきり言って目に見えて明らかです。
普通に働いているだけでは年収が大きく跳ね上がることはありません。が、転職であれば可能です。
アパレル業界は給与が低い低いと嘆く前に、「上げるための行動」をまずしましょう。
販売員として年収をあげていきたいのであればまずはラグジュアリーブランドを目指してください。
ラグジュアリーブランドを目指すならクリーデンスを使ってください。
ラグジュアリーブランドで経験を積むと、今後の「幅」にとんでもない差が生まれます。
Contents
アパレル業界の年収事情について
では、これまでの私個人の経験やデータをもとに解説していきます。
アパレルの年収が皆低いと思われているのは、ひと昔前のイメージのせい?
一昔前は、「カリスマショップ店員」なんて言葉が流行るくらいにショップ店員というのは若い世代を中心に人気のある職種でした。
しかし、今はどうでしょうか。
全国的に百貨店やセレクトショップなどでは深刻な人手不足に悩まされている現状です。
こうなってしまった要因として挙げられるのが、若い時しか無理、安い給料、服を買わなければならない、将来性がないといったイメージが強いからではないでしょうか?
私もずっとアパレル業界に身を置いており、早10年になりますが20代中盤くらいにこの問題についてめちゃくちゃ考えました。
- 「このままでいいのだろうか」
- 「歳をとったらどうしよう」とかですね。
しかし、結局は今もアパレル業界に身を置いています。
長年実際に働いてみてアパレル業界の、メリット・デメリットがある程度明確化されたことで、自分が目指すべきところ、逆に諦めなければいけないところが見えてきたからだと思います。
ファッション業界の平均年収はどれくらい?

アパレル以外を含む販売員の平均年収は販売職だと30歳前後で約290万円と、かなり低めになっています。
実際のところどうなの?ってところですが大体ホントにそんなもんです。
年収300万円で、いつまで販売員を続けられるのか…って考えだすと本当に将来の事が不安になることは私も身に染みて分かっています。
私は300万円くらいで数年間、都内で生活していましたが、正直なところめちゃくちゃきつかったです。
この頃の頑張りがあったから「今がある」とも思いますが、毎日もやしを食べて生活していました。
アパレル業界は転職が当たり前の世界
まず、最初に言いたいことは、アパレル業界って転職が当たり前の世界です。
中には、一社でずーっと頑張って働いている方もいますが「お金」という面で見たときに余り効率が良いとは言えません。
というのも、これはアパレル業界に限らず一般のサラリーマンでも現代だと当てはまる事です。
もはや終身雇用制なんて名ばかりで、自分が定年退職する時まで、今勤めている会社は存在するのでしょうか?

リカルド
「ある」かもしれないし、「ない」かもしれないですよね。
昨今では大手企業でさえも大幅な人員カットをしています。
私もこれまで何度も転職をしてきましたし、転職をする度に年収は右肩上がりに増えていっています。
自分のやりたい事、したい事に向けてしっかりとスキルを身につけていけば確実に年収は増えていきます。
先ほども述べましたが、私は数年間、年収300万円で都内で生活していました。
しかし今では、転職しながらキャリアアップしていったことで、今では年収700万円近くになっていますし、このまま行けば今後もまだまだ伸ばせると確信しています。
私が転職する際に必ず利用しているエージェントをお伝えしておきます。
クリーデンスというアパレル特化の転職エージェントになるのですが、これからもアパレルで働きたいって方は第一に利用をおすすめします。
- 無駄なくキャリアアップしたい
- 年収をあげたい
- 登録・相談・利用無料
- アパレルに特化したエージェント
そもそもアパレル販売員って歳を取っても働けるの?
これも正直、何も不安に感じることはありません。
例えば一社でやり抜くんだ!という方も真面目に長く働いていれば、それだけ可能性は広がっていきます。
実際に私の周りでも一社で何年も続けている人は大抵30歳には店長職にはなっています。
店長職までいけば一般販売員と比べると年収も当然あがりますし、次のステップに転職する際も有利になります。

リカルド
役職がつけば、それだけで次の転職でも有利に働きます。
これはどこの職種も同じですが、マネジメント経験があるかないかは、転職する際にはかなり大きいポイントになります。
それでは転職をいくら繰り返した所で年収は上がらないでしょうし、下がる可能性だって出てきます。
「なぜ、転職をするのか」ここをよーく考えて行動に移していく事が重要です。
話を戻しますが、しっかりスキルを身につけていけば、本社勤務だって普通にありますし、販売員が好きなんだ!って方はラグジュアリーブランド、宝石や時計なんかを扱うブランドへ移れば良いだけです。
取り扱う商材が高価なものになるので、ある程度の作法は必要ですが、ここまで続けてきた人ならばそんなものは勝手に身についていると思います。
また、高価な商材になればなるほど、お客さんの心理としてキャリアは重要になってきます。
例えば100万円の時計を買うのに20歳前後の人に接客されたいですか?
私なら絶対に知識が豊富そうなベテランに接客して欲しいです。
つまり、長く販売員を続けたいのであれば、年齢に合わせたブランドへ転職すれば全く問題ないのです。
逆に若い人がターゲット層のブランドにおっさんやおばさんがいても違和感しかないですよね?
自分の年齢にあった場所に移るっていうのはアパレル業界で働いていく上で非常に大事なんですよね。
将来的に自分が「何をしたいのか、どうなりたいのか」を考えておく
私が、アパレル業界に身を置いている10年間で感じるのはココです。
ただ、何となくこのブランド好きだし、服装や髪型自由だし楽そうだから、という理由で働いているのであれば、おそらく今後の展望は厳しいかと思います。
何でもそうですが、目的・目標がないとダラダラ時間だけが過ぎて行ってしまいます。
例えば、私にはゆくゆくは自分でファッションに関わる事業を立ち上げたい!という夢があります。
目的はお金でもよくて、40歳にはお金をいっぱい稼いで年収1,000万円になっているとかでもいいのです。
店長になりたい!お金を稼ぎたい!とあなたが願うのであれば、そうなる様に行動していかないと夢は叶いません。
逆に目的がはっきりしているのであれば、ありきたりですが、お金(結果)は後から付いてくるんじゃないかなと思います。
まとめ:アパレル業界は底辺ではない。自分次第でどうにでもなる
ここまで読んでいただきありがとうございます。
私がなにを言いたかったのかというと統計で出ている平均年収は確かに低いし、アパレル業界の世間一般のイメージもあまり良くないかもしれません。
だけど、きちんとステップアップしていけば年収は間違いなくあがります。
アパレル業界は転職してナンボです。
将来の事を考えたら不安…という気持ちもとてもよく理解できます。
でもそれってどの職種でも、どんな会社でも同じじゃないですか?
イメージだけでアパレル業界は将来性なし、給料安いのに頑張ってるなんて思わないでほしいです。

リカルド
特に年配の世代の方に多いですこの偏見。
「大変だね〜」なんて言われますけど、どこの会社でも企業でも大変ですから!と突っ込みたくなります。
アパレル販売員の利点として転職するのに年齢があまり関係ないのもポイントです。
通常のサラリーマンであれば30歳を超えると再就職が難しくなると言いますが、アパレル業界であれば年齢はほとんど関係ありません。
ブランドによっては有利になるくらいです。
しっかりステップアップしていけば何も不安に思うことはないので、もし将来の事で悩んでいるのであれば、そんなに悩む必要はないですよ。

リカルド
うまくステップアップしていきましょう!
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